モンテッソーリ教育について

保育のまなび

こんにちは!新婚Maiです♩

最近、だんだんと寒くなってきましたね。







ちょっと前に将棋界で最年少棋士の誕生と話題になっていましたが、

教育界ではそれに伴って、モンテッソーリ教育についても話題にあがりました。

その方が幼い頃モンテッソーリ教育を受けていたからだそうです。

モンテッソーリ教育を受けた事で話題にのぼっているのは他にも沢山いますが、

たとえばAmazonやGoogle社の創立者がいます。







今回、新婚Maiはモンテッソーリ教育について研究してみました!





さて、話題のモンテッソーリ教育についてですが、

簡単にお話すると、マリア・モンテッソーリというイタリア人の女医さんが子どもを観察・研究して生み出された教育・実践論になります。

彼女によると、こどもを注意深く観察すると、各年代毎に「敏感期」というものがあるそうです。






敏感期は
「ある目的のために」
「ある時だけ」
「何かに対して」
「非常に強く反応する」

期間だそうです。







「魔の2歳」と言われますが、2歳にも大人になる上で必要な能力が育つ為に、特に敏感(多感)になっている状態なのです。

その敏感期を知るだけでも、保護者自身のストレスを軽減するだけではなく、こども達にとっても大人からの理解を得て、のびのびと敏感期に能力をぐんと伸ばしていけるという訳です!







では、どんな敏感期があるか具体的にあげていきます。

ここでは、1歳半〜3歳頃までの敏感期をあげていきます。

  • 秩序
  • 運動
  • 社会的行動
  • 言語


◇秩序の敏感期

忙しい朝に限って着替えをゆっくりする娘…
しかも、変に手伝うと怒りだして逆効果・・・

帰宅途中、いつも通る道が工事中だったのですが、
「この道を通るんだ!」と泣いて主張する息子・・・

おもちゃを独り占めして貸せない娘…
わがままなのかしら・・・

お客さんが来たのに「ここはお父さんの席!」と
お客さんを席に座らせようとしない息子・・・

これらは秩序の敏感期ゆえの言動です。
上から一つ一つ、何に対するこだわりで目的があるのか見ていきましょう。


①順序にこだわる
(目的)段取り力を身につけるため

②習慣にこだわる
(目的)続ける力を身につけるため
急いでいる時に朝に、のんびり着替えている子ども。急がなければならないから

③所有にこだわる
(目的)「独占」を経て、「共有」を知るため

④場所にこだわる
(目的)論理性と善悪の判断を身につけるため








◇運動の敏感期

歩道の縁石に登って歩きたがる息子…
危ないから降りてほしいんだけど・・・

道端に落ちているゴミを拾って見せてくる娘…
良いことだけど、手が汚れるから困ってしまう。

これは運動の敏感期ゆえの言動です。
上からそれぞれ見ていきましょう。


①運動にこだわる
(目的)バランス感覚を養い、頭と体を連動させるため

②続・運動にこだわる
(目的)指先の動きで脳を刺激し、器用な手先をつくるため








◇社会的行動の敏感期

お料理のお手伝いをしてくれようとしてくれるのは嬉しいけど、
お台所は危ないから近づけたくないなぁ。

お手伝いしようとするのは、社会で貢献していこうとする行動なのですよ。


お手伝いにこだわる
(目的)貢献する喜びを育むため








◇言語の敏感期

最近、町の至る所で「けんとの「け」だよ!」とお話しする息子。
ひらがなを覚えてきたんだなぁ♪

「これは何?」「どうして?」と最近よく聞いてくる娘。
いろんな事に興味を持ち始めたんだなぁ。

文字や色々な事に関心を持ち始めたのですね。
聞かれた時はすぐ答えるのではなく、「調べてみようか」と自分で調べることを促してあげると良いですよ~♪


①言語にこだわる
(目的)言葉、文字を身につけるため

②続・言語にこだわる
(目的)好奇心を育み、知性を伸ばすため








今日は1歳半~3歳頃までの大きく4つの敏感期について触れました。

私自身、これらを知っただけで保育園でいらぬ心配やストレスがなくなっただけではなく、

アプローチも工夫できるようになりました。









今回こちらの本を読んで記事を書きました。

もっと詳しく書かれているので、ぜひご参考ください♪

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