「目からウロコ」の子育て~夜泣き~

保育のまなび

こんにちは!新婚Maiです♪




ひさしぶりに「目からウロコ」の子育て第三弾を書こうと思います。



今日のテーマは「夜泣き」について


新婚Maiは保育園で働いていますが、

子どもの「夜泣き」についてチラホラお話をお聞きします。

「子どもの夜泣きで今日はあまり眠れませんでした・・」とお疲れ気味のお母さんの姿を見ると、なんとも言えない気持ちになります。。





そこで、今回は以前も紹介した、NHKスペシャル取材班『ママたちが非常事態⁉最新科学で読み解くニッポンの子育て』を元に「夜泣き」について書こうと思いたちました。




”夜泣き”はなぜ起こるのか?




夜泣きの原因を知るためには胎児時代にまでさかのぼります。





妊娠6か月のお母さんのおなかの中の胎児を見ていると、あることに気がつきます。

胎児は30~40分ほどの長さの浅い眠りと深い眠りを交互に繰り返します。

そして、浅い眠りの間に数回目を覚まします。


これは、昼に起きて夜に寝るという大人の睡眠リズムとは大きく異なっています。

「昼夜の環境がないおなかの中では、胎児は細切れに睡眠を取ります。つまり何度も目を覚ますのです。」





さらに、驚くべきことに「胎児は昼よりも夜のほうがよく目を覚まして」います。




なぜ夜のほうが目をよく覚ますのでしょうか?

研究者がたどり着いた答えは、「母体への影響」でした。




「(胎児は)起きている間は体を動かしたり、あくびをしたりなど活動が増え、その分、多くの酸素を必要とします。

使うのは母の血液を通じて送られてくる酸素です。

つまり、胎児は母の胎内の酸素を消費して生きています

日中は活動時間帯であるために母胎は多くの酸素を必要とします。

一方、夜は寝ているために酸素の消費量は下がります。

つまり、胎児は母体の酸素消費量が減る夜に、よく目を覚まし、酸素を使って活動していることになります。

夜によく目を覚ますという胎児特有の睡眠は、母に負担をかけないための仕組みなのです。」




「しかし悲しいかな、このことが産後、母に負担をかけることになります。

胎児の睡眠サイクルは生まれても数か月が続きます。このため、夜によく目を覚ますという性質が、赤ちゃんの夜泣きの原因となり、母を苦しめるのです。

とはいえ、夜泣きは赤ちゃんの成長とともに徐々に消えていきます。

生後4,5か月頃には、大人と同じような昼夜の睡眠リズムが発達すると考えられています。」




夜泣きは、お母さんに負担をかけまいとする「胎児時代の睡眠の名残」、

そう思うと、少しは気が楽になるでしょうか。




とはいえ、大変な夜泣き。

周囲のサポートを積極的に得て、お母さんが少しでも心身ともに休めることを願っております。




今日は「目からウロコ」の子育て第三弾~夜泣き~についてお送りしました。

知るだけでも少しは気が楽になる内容を次回もお届けできたらと思います!




CGM(キリスト教福音宣教会)で結婚した保育士、新婚Maiについて詳しくはコチラ

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